冬の上越線の旅「後編」

今回は前回の続きです。
上越線の旅前編
ぜひ読んでくださいね︎
さて谷川ロープウエイを出発し土合駅を目指したのですが
徒歩で１５分の距離となります。
そこで一つ事件が起きました。
山の上から私に向かって走ってくる動物がいたのです。
私も驚いてしまい、ダッシュして山を下りましたが、動物の方が早くやられるかと思いました。
しかしその動物は犬で
なんとか襲われずに済みました。
かなりダッシュで私のところに来たので本当にびっくりしました。笑
その後犬と一緒に土合駅まで行きました。
さすがに犬は土合駅のホームまでは入らず、入り口で止まりました。
きっとこの犬は土合駅まで送ってくれたのかなと思いました。
かわいい犬でした。
動画も投稿しましたのでどうぞ！！

さて犬が送ってくれたので上越線での移動です。
この日は
土合駅
↓
水上駅
までのルートです。
所要時間は短かったものの湯檜曽駅までのループが見えて
奥利根スノーパークスキー場も見ることができました。
下り線とは全く違う景色を観れたので新鮮でした。
そして湯檜曽駅は上り線は地上なんですね。
これも土合駅と一緒なんですね。
時間があれば湯檜曽駅も途中下車をしたいのですが
本数が少なすぎて中々厳しいですよね。
この辺にはいい温泉がたくさんあって
湯檜曽温泉の林家旅館
宝川温泉
など様々あります。

話はさておき
終点の水上駅に到着しました。
水上駅から私のいく
谷川岳ラズベリーユースホステルは歩いて３０分です。
私はコンビニで歯ブラシを買う予定でしたが
駅前も全くない・・・
そして国道から抜けると上り坂が続ききつい・・・笑
結局何も買えずに到着しました。
それでも宿からに谷川岳は絶景でアルプスのようでした。
私は以前長野県の乗鞍で働いたことがあるのですが
乗鞍のように美しかったです。

そして宿に入ると
「おかえりなさい」と。
やはりここはユースホステルなんだなと改めて実感しました。
私がユースホステルを好むのは３つあって
①価格が安いこと
②実家に帰ったようなアットホームな環境
③旅人やオーナーとコミュニケーションがとれる
この日も「おかえりなさい」の一言から
晩飯まで家庭的な料理にこのまま過ごしたいと思いました。
晩飯もボリュームがあり、そこから温泉ツアーに移りました。
当初ホームページを見た時「湯テルメ谷川温泉、猿ヶ京温泉」
だったので有名な温泉だけなのかと思っていましたが
ご主人と話していると
「秘湯でもいいよ。むしろ水上で行ったことのある温泉を教えて？」
と言われたので
私は行ったことのない
「温泉センター諏訪の湯」を選びました。
ここの温泉は地元の方しか行きづらい場所でもあります。
看板やパンフレットなど見たことがありません。
逆に言うと観光客が少ないので味があります。
若干古いので、若者向けではないですね。
温泉の好きな方だけ来てもらいたい温泉地です。
源泉は水上の中でもトップ３には入ります。
源泉が飲めるのです。
お湯自体もすべすべしてほんのりと硫黄の匂いが。
湯沢町の「山の湯」に少し似ています。

暑くもなく緩くもなかったのでちょうど良かったです。
だいたい１時間入ったところでユースホステルのご主人が迎えに来てくれました。
その後はユースホステルに戻り
ご主人とずっと話していました。
水上のいい話が聞けてファンになりました。
次の日は鈍行で埼玉の地元に戻り帰宅です。
雪はなかったものの
「出会い」や「発見」があり充実した旅でした。